万葉の旅

饒石川にぎしがわ

2012/10/1
K20D
                  

鳳至郡(ふげしのこおり)にして饒石川を渡る時に作る歌一首
妹に逢はず 久しくなりぬ 饒石川 清き瀬ごとに 水占(みなうら)はへてな 大伴家持 巻17−4028
妻に逢わないまま久しい。妻が無事かどうか、饒石川の清らかな瀬ごとに水占いをしてみよう。


大伴家持が越中守だった天平20年(748)の能登巡行の際に詠まれたとされている。

饒石川は、今は仁岸川と書く。輪島市門前町の日本海に流れ込んでいる小さな川である。


仁岸川河口の剣地大橋付近にある万葉歌碑。