万葉の旅 佐和多里 2013/4/5 K20

          
左和多里の 手児にい行き逢ひ
赤駒が 足掻きを速み 言とはず来ぬ 
巻14−3540


佐渡に住む美しい少女と道で行きあったが、私が乗っていた赤馬の足が早いので、ろくに言葉も交わさず来てしまった。

旧東海道丸子(まりこ)宿の東の入口付近、佐渡公民館に「佐和多里」の万葉歌碑がある。説明板には次のように書かれている。

この歌はわが国最古の歌集「万葉集」に収められ、東国農民に愛唱された歌謡である。「佐渡」はその頃からのこの辺りの地名で、その歴史は誠に古い。昭和五十二年、「丸子一丁目」と改称され、「佐渡」という地名が地図の上から永久に姿を消すこととなった事を惜しみ、地元町民とともにこの碑を建てる。