万葉の旅

谿の崎

09/4/13
K10D
                                          
渋谿の崎は現在の雨晴海岸付近。国府のある伏木から3kmほど、大伴家持は度々ここに来ていたようだ。
めて いざ打ちかな 渋谿しぶたにの 清きみに 寄する波
大伴家持 巻17−3954
馬を並べてさあ出かけよう。渋谿の清らかな磯辺に打ち寄せる波を見るために。


この歌碑は気多神社にある。気多神社の左隣には大伴神社があり、大伴神社の下の広場に歌碑がある。
すぐ近くに大伴家持の顕彰碑があり、この顕彰碑が大きくて立派なので、質素な歌碑を見過ごしてしまいそうになった。 2014/9/30 EOS 5D
 
                              
の 都万麻つままを見れば 根をへて 年深からし かむさびにけり
大伴家持 巻19−4159
海辺の岩の上に立つつままを見ると、根が張って年を重ねていて神々しい。

渋谷川河口付近、国道沿いにある安政5年(1858)の歌碑。
  風化していてほとんど読めない。


雨晴海岸観光駐車場の歌碑。
                           
谿を さして我が行く この浜に 月夜つくよきてむ 馬しまし
大伴家持 巻19−4206

渋谿をめざしてわれらが行くこの浜で、月を飽きるまでながめよう。馬をしばらく止めよ。
この歌の歌碑が太田小学校にある。