万葉の旅

宇治川

2013/11/14
EOS 5D/24-105


柿本朝臣人麻呂、近江の国より上り来る時に、宇治の川辺に至りて作る歌一首
もののふの 八十宇治川の 網代木に
いさよふ波の ゆくへ知らずも
  巻3−264
宇治川の網代木に漂う波のように、行く末は分からない。

宇治川の中の橘島に歌碑がある。


宇治川は 淀瀬なからし
網代人 舟呼ばふ声 をちこち聞こゆ
  
巻7−1135
宇治川には瀬がないらしい。網代をかけて漁をする人たちが舟を呼ぶ声があちこちから聞こえる。

朝霧橋東詰に歌碑がある。


そらみつ 大和の国 あをによし 奈良山越えて 
山背
(やましろ)
 管木(つつき)の原 ちはやぶる 
宇治の渡り 岡の屋の
 阿後尼(あごね)の原を 
千歳
(ちとせ)
に 欠くることなく 万代(よろづよ) 
あり
(かよ)はむと 山科の 石田の杜の 
皇神
(すめかみ)
 (ぬさ)取り向けて 我は越え行
逢坂山(あふさかやま)を 
巻13−3236

宇治神社近くに仏徳山へに遊歩道登り口付近に、
宇治川とは直接関係はないが、石田の杜の歌碑がある。