万葉の旅

分間の浦

07.11.15
*istDS

天平8年(736)、遣新羅使人の一行は船で難波を出航したが、強風を受けて漂流し分間の浜に流れ着いた。
分間の浜は中津市田尻付近とされている。


海原の 沖べに灯し 漁
いざる火は 明かしてともせ
大和島見ゆ

巻15−3648
海の沖で灯を点して漁をしている舟は、もっと明
るく灯を点してほしい。大和の国を見たいから。

この歌は漂着した遣新羅使人が、不安な気持ちの中で、大和を偲んで読んだものであろう。


「分間の浜」の遊歩道。

 
 海岸から200mほどの所にある賀茂神社境内の万葉歌碑。


 
 「分間の浜」の松林遠望。

 この松林は散歩によい。海岸沿いにもコンクリートの遊歩道がある
 が、舗装されていない松林の道は足に伝わる感覚が心地よい。

 西側から賀茂神社まで往復したが、帰りに通り過ぎてしまい、工場
 のような建物の裏手に出た。そこに放し飼いの犬が4匹いて、この
 犬たちに追いかけられた。木の枝やゴミとして捨てられていたダン
 ボール箱を投げつけて、何とか難を逃れたが本当に怖かった。犬は
 繋いでおいてほしい。