
白壁の民家が残る浜崎の町並み。
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萩市は、17世紀初頭に阿武川下流デルタ北西に城が築かれて城下町が形成された。このうち武家地部分である堀内地区・平安古(ひやこ)地区が昭和51年に重要伝統的建造物群保存地区に選定
されている。
北東端の松本川(阿武川支流)河口には、浜崎港が開かれ、港から南に向かう本町筋(ほんちょうすじ)を中心に町が形成された。近世の浜崎は廻船業と魚市場を中心とした水産業で栄え、イリコや夏蜜柑等の交易で大正から昭和初期に最盛期を迎える。
保存地区は、東西約320m、南北約530m、面積10.3haの範囲である。南北に走る本町筋の北端に閂町(かんぬきまち)や問屋(といや)町があり、本町筋の西側には南北道路で構成される浜崎新町(しんちょう)が広がり、江戸時代以来の街路構成及び敷地割が残る。地区内には江戸時代から昭和初期に建てられた建物が多く残り、江戸時代に遡ると推定される主屋・土蔵等は44棟を数える。
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