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稗田環濠集落 環濠集落の環濠と大和棟(やまとむね)の民家の風景。集落の東南には古事記の語り部・稗田阿礼を祀った賣太(めた)神社がある。   2017/5/20
  EOS 5DV


環濠集落は、集落を守るために周囲に濠をめぐらした古代の集落形態である。

稗田環濠集落は古代に形成されたものと考えられているが、はっきりとした形成年代は分からない。

現在のような形になったのは室町時代と考えられている

東西、南北、それぞれ約260m。北東部分には七曲りと呼ばれる曲がった濠がある。

集落の真ん中を南北に道路が通っている。
その北端から西へ進み、そして南へ。西側の道路は古代の官道・下ツ道と重なっている。

大きな道路との交差点から東へ。賣太神社に参拝し、東端の畑沿いの細い道を北へたどった。

濠にはたくさんの亀が生息していて、甲羅干しをしていた亀が筆者の気配を感じで水に飛び込んだ。

所要時間は30分ほどだった。
たずねたのは朝8時、気持ちのよい散歩だった。

なお、集落の東南の幹道沿いに観光駐車場がある。

 

 

    

西側に稗田環濠集落の木標と天保年間の道標があった。

「すく大峯山上」の文字は読めるが、ほかの文字は読めない。
ここから南へまっすぐ進めば大峯山へ達するが、かなり距離
がある。

濠の深さは2〜3m。塀の下に亀が並んでいる。


東から集落を見る。
   

ここは金魚で知られた大和郡山。
下水のマンホールも金魚のデザイン。

稗田阿礼を祀った賣太神社。社殿をおおうように木が茂っている。
   

東側の濠。朝から快晴で、風はほとんどなかった。