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山口市の茅葺き民家
山口には、茅葺き民家がかなり残っているようだ。SL撮影や山歩きで出かけたときによく見かける。
2001.11.28
CAMEDIA E-100RS
山口市仁保の嘉村礒多生家
嘉村礒多の生家は、山口市仁保上郷の県道
のすぐ側にあり、江戸末期に建てられた茅
葺きの民家。
嘉村礒多は明治30年(1897)に地主
の長男として生まれ、昭和初期の文壇で新
進作家として特異な地歩を築いて、昭和8年(1933)に36歳の短い生涯を閉じ
た。作品は、処女作「業苦」「崖の下」「途上」、「一日」、「神前結婚」など。
父母の家に歸つてから二週間餘の日が經つ
た。一旦はユキを父母に預けようとの固い
決心だつた。お互に孤衾孤眠の淋しさぐら
ゐ此際ものの數ではなかつたが、でも、自
分に難治の病も持つてゐることだし、ユキ
無しに自分は斯うしてここまで生きて歩い
て來られたかしら? ユキは私にとつて永
久にかけ換へのない女である。
「神前結婚」より引用
山口市赤田 山口市仁保