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さ
と
の
民
家
・
町
並
み
柳井市/古市金屋
JR柳井駅より
徒歩10分
柳井市ホームページ
1995.12.9
珍しい町の風景だ。近年、こういう古めかしい場所
がだんだん少なくなっている。……歩いている人間
も静かなものだし、店の暗い奥にすわっている商人
の姿も、まるで明治時代からその慣習(しきたり)を
受けついでいるような格好であった。
と、松本清張は小説『果実のない森』の中で、柳井
の印象をこのように書いている。
柳井は江戸時代中期に栄えた岩国藩の商都で、地の
利を活かし、九州から大坂まで交易を行っていた。
現在の町並みはその頃のものがベースになっている。
←「室屋(むろや)」商家博物館の庭
白壁の町並みの中核をなす重要文化財の国森家住宅(18世紀後半) 佐川醤油蔵には醤油資料館がある
柳井は国木田独歩ゆかりの地、市山医院の青い洋館の
むこうに、独歩の旧宅が資料館として保存されている。
←市立図書館近くの木造の建物。正面には森林組合、
右手には教育委員会文化財室の表札があった。