石造仁王の構図〜宮崎市、日南市

 串間延寿院作の仁王  2011/10/9-10 K20D

串間延寿院は宮崎市古城にあった護東寺の5代目住職。
僧侶としての活動以外に、仏師として活躍し、宝暦4年(1754)から明和6年(1769)にかけての作品が残っている。
代表作は鵜戸神宮の磨崖仏である。

生目(いきめ)大村の仁王/宮崎市生目/明和6年(1769)
生目神社を目ざす。神社の参道入内から南へ50mくらいのところに標識がある。標識にしたがって坂道を登る。
仁王は5分ほど歩いた鉄塔の左手にあるので、送電線と鉄塔を手掛かりに進むとよい。

造立から250年になろうとしているが、彫りが深く保存状態がよい。建造時は朱色に塗られていたようだ。

最勝寺跡(寺ん堂)の仁王/宮崎市源藤町/宝暦6年(1756)
宮崎ICから国道220号線を北へ2kmほど、国道269号線へ左折してすぐの丘陵にある住宅街を登り切ったあたり。

同じ作者だけあって、憤怒の表情が生目大村とよく似ている。近づいて見ると木彫のような質感がある。 



風田(かぜた)の仁王/日南市風田/建造年不明
国道220号線を南下し、日南病院前で右折、すぐ先で左折、郵便局の先の右手のお堂の前に立っている。

1mほどの像で、上の2作とはかなり像容が異なる。造形はこちらの方が好みであるが、特に顔が傷んでいる。

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