フォトギャラリー 阿東路への招待


山口市から田代峠を越えると、山々に囲まれた田園地帯に入る。
以前は林檎と梨を栽培する静かな山里であった。
やまぐち号の運転開始以来、全国からのファンの来訪で大変な賑わいを見せていたものの、
この頃では、また元の落ち着きを取り戻したようである。

「これが私の古里だ さやかに風も吹いている ああおまえは何をして来たのだと 吹き来る風が私にいふ」
これは、山口市に生まれ育った中原中也の詩の一節であるが、私も秋風に誘われて阿東路を訪ねてみた。

あなたも、阿東路を訪ねてみてはいかがだろうか。すばらしい体験があなたを待っていることをお約束する。

                                     『鉄道ピクトリアル』1981年9月号


山口線の主役は、光と影の中で展開される蒸機のドラマだ。
1980/11/15 仁保ー篠目


秋の陽射しの中、赤いボディ―が映える。
1980/11/5 仁保ー篠目


阿東路の秋を駆け抜けるやまぐち号。1980/11/6 長門峡ー渡川