桜紀行2009

この桜がある栗原地区を目ざしていると、標識が出てきた。標識にしたがって進むと遠くからでも目立つ桜があり、近づいてみると駒つなぎ桜の前に立つソメイヨシノだった。駒つなぎ桜の花付きは弱々しかった。

駒つなぎ桜

氷見市/樹齢450年/県指定
エドヒガン 0
9/4/13 16時頃
 K10D,*istD

 

 



駒つなぎ桜の名は、越中国主大伴家持が国内巡察の際に、この桜の木に馬をつないだことに由来するとされている。この桜の樹齢は450年、大伴家持が越中国主として赴任したのは天平18年(746)で1200年以上も前であり、年代が矛盾するが、ロマンとして受け取りたい。

大伴家持が生きた万葉の時代には、このあたりは布勢の海と呼ばれ、船着場があったという。家持は、国府のある伏木の港から船でやって来で、ここで馬に乗りかえた、と想像してみた。

布勢の海の 沖つ白波 あり通ひ いや年のはに 見つつ偲はむ (大伴家持)
布勢の海の沖に立つ白波のように、ずっと通い続けて、毎年毎年この眺めを見て愛でよう。
                                                      

桜紀行