巨樹セレクション
2002

山中福田の椿

広島県西世羅町/樹齢1400年/県指定
2002/4/11 CAMEDIA E-100RS


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1400年間見事な花を咲かせて続けている。

山中福田の椿はヤブ椿で、「長寿椿」と呼ばれている。花の見頃は4月中旬、周辺の桜の見頃と一致するので、桜の撮影に行った際に立ち寄りたいと思っていた。

前日、東城町、高野町の枝垂桜を撮り、七塚原高原の桜を見て、総領町の江戸彼岸をたずね、その日は総領町の道の駅「リストアステーション」に泊まった。

翌朝、上下町の町並みを散策し、甲山ふれあいの里の枝垂桜を見て、世羅町の温泉「せら香遊ランド」で汗を流してから世羅西町に入った。

国道432号、県道52号、県道160号の二ツ池バス停付近で右折し少し行くと、右手に駐車場があり、田んぼの先の小高い所に椿が見えてくる。

椿は満開を少しすぎたくらいだった。根元には五輪塔が安置され、室町時代のものもいくつかあるという。すぐ近くに夢椿庵(むしゅんあん)というお堂も造られ、あたり は神聖な空間のように感じられた。

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椿のそばに夢椿庵(むしゅんあん)。

椿のそばで、近くに住む樫原一枝さんに会った。一枝さんの家からは椿が見え、椿を見守りながら暮らしているように見受けられた。

「昔、ここで武士が自害したとのこと」
「先日、京都の染物屋さんが来て、役場の許可を得て、落ち椿をたくさん持ち帰った。染物屋さんの話では、全国の椿を探したが、ここの椿が染物に最も適しているとのこと」

一枝さんが持った籠の中には椎茸。今年は雨が少ないので出来が良くないとのこと。おみやげに、椎茸とセリをいただいた。翌日、味噌汁の具にして食べたが大変おいしかった。

 左の写真をポストカードにして一枝さんへ送ったと
 ころ、お礼の電話があった。その後、8月はじめの
 「長寿椿の里まつり2002」に、一枝さんがポス
 トカードから引き伸ばして額に入れ出品したところ
 町の人たちに喜ばれたとのこと。

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