鉄道セレクション

土曜日、上野発6時49号の特急「とき1号」の自由席は満席で、水上までの約2時間立ったままだった。水上で普通列車に乗り換え、土樽に着いたのは10時少し前だった。水上までは晴れていたが、清水トンネルをぬけると冷たい雨が降っていた。土樽と越後中里で撮影したが、午後にはあられが降りみぞれ模様となり、とても寒くて撮影に集中できなかった。

帰りに、越後湯沢駅でかつ丼を食べると少し元気が出た。越後湯沢から特急「とき24号」で上野に戻り、急行「銀河」で京都まで向かった。日曜日の京都は時代まつりの日だったが、鞍馬で京福電鉄を撮影し、京都から新幹線でその日の夕方に北九州市へ帰着した。

上越線1978
1978年10月21日

特急ときを上越国境近くで撮りたいと思っていた。東京出張があり、金曜日に所用が終わるので、思い切って上越線に立ち寄ってみることにした。


普通乗車券は、小倉駅で北九州市内から越後湯沢まで通しで買った。往復で15840円だった。
土樽とエチゴ中里の途中下車印が押されている。



越後湯沢への特急券は、行きは自由席だったが、帰りは事前に指定席をとっていた。指定席の特急料金は1500円だった。小遣い帳を見ると、コーヒーが100円で当時としては割高だったが、コーヒーの値段は今もほとんど変わっていない。

どちらの切符にもパンチ穴が残っている。切符の発行はコンピュータだが、まだアナログなものが残っていて、人のぬくもりが感じられる。



毛渡橋から堰堤越しに第2魚野川橋梁を撮る。183系特急とき。ここから左方へ800mほど行くと土樽駅。そのすぐ先が清水トンネル。


181系特急とき。今は、堰堤のむこうに関越自動車道が通っていて撮影不能。


堰堤の少し上流から第2魚野川橋梁を撮る。70系電車だろうか。


EF16/EF15重連貨物列車。ワムの貨車も懐かしい。位置取りが悪くて手前に木が入ったが貴重な画像なのであえて掲載した。


161系特急とき。


この頃は10両編成以上が普通だった。それだけ利用客が多かったのであろう。
当時の上越線は1時間1本特急ときが走っていて、その間に急行電車が走っていた。


旧型電機の重連。この頃は国鉄型車両が最後の輝きを見せていたのではないかと思うが、あまり撮影していない。



激しい雨の中、寒さに震えながら待つことしばし、EF16がやって来た。


重連電機も周囲の風景も雨にかすんでいた。


雨が止んで薄日が差しはじめた。183系特急とき。

わずか半日だけの訪問だったが、この日のことは長い時間がたってもおぼろげではあるが憶えている。

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