石仏セレクション

北条の五百羅漢

兵庫県加西市北条町羅漢寺 1997/12/6撮影

   以前からの念願であった北条の五百羅漢に対面できたのは、1997年12月だった。
   このときの旅は、前日、九州からフェリーで大坂へ上陸し、名神高速で滋賀県へ。
   石山寺、三井寺、西教寺、日吉神社、浮御堂などをまわって西へ向い、その夜は姫路に宿泊した。


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select-hojyo1.jpg (65978 バイト) 翌日の朝早くホテルを出て、加西市へ向い、羅漢寺に着いたのは7時であった。石仏は開放的な空間に置かれていると思っていたが、囲いがされ拝観料を支払うようになっていたし、開門は8時だった。

車の中で1時間待つが、8時になっても門が開かない。声をかけても返事がない。羅漢寺の前は北条中学校、折から登校の時間で、男の先生が立って生徒に声をかけていた。先生に事情を話すと、羅漢寺の中へ入っていって家人を呼んでくれた。この先生、北九州の八幡に知人がいるということで、しばし世間話をする。

五百羅漢はやわらかな初冬の陽射しを受けて、黄金色に輝いていた。建造は慶長年間といわれているから、今から約400年前。材質は軟質の石英粗面岩。元は500体あったそうだが、今は約400体。

彫りは稚拙な感じがするが、造形が個性的で見あきない。モアイを見ているような、どこかトロピカルな原始宗教の像を見ているような印象を受けた。

その日は、姫路城、書写山円教寺、龍野などをたずね、岡山県の児島に宿泊した。