石仏セレクション
2007

三位一体像
山口県萩市旧福栄村紫福  07/9/4 *istDS2

 説明板に書かれいるように、これが隠れ切支丹の墓標であれば、
 石仏ではない。しかし、キリスト教が日本の風土に融合した形の
 石仏としてとらえ、ここに掲載した。

      
県道10号沿いに赤い看板があり、集落の中を300mほど進むとさらに赤い看板がある。

隠れ切支丹の墓標<三位一体像>

室町時代、大内氏滅亡のあと戦乱の場となった山口から多くのキリスト教信者が紫福村へ逃れてきたという。さらに、江戸時代になると毛利の切支丹禁断政策により、信者はひっそりと、山里に隠れすんだといわれている。

この路傍にある二基の苔むした墓碑の一基は三面一体となった像である。合掌像や墓石の小窓の形に使われている三角形はキリスト教の奥義である三位一体をほのめかす何らかの象徴であろう。

                     福栄村教育委員会

三位一体とは、「父なる神」と「子なるイエス・キリスト」と「聖霊」の三者は同質かつ不可分であり、キリストも聖霊も、父なる神と全く同じ神性を持つ、というキリスト教の中心的教理。
       

 
 廃屋のイチジク。
 


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