四国札所の石仏
 遍路道の道標(1)
 大興寺道・あしずり道

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大興寺道(1)

 第67番札所大興寺の門前には、地蔵と2基の
道標が並んで立っている。

 丸彫りの地蔵の台座には、袖の付いた手が第6
8番札所がある観音寺市の方角を指差し、左へん
ろ道の文字が刻まれている。

 舟形石に地蔵が刻まれた道標は多いが、台座に
道標が刻まれたものは珍しい。

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 大興寺道(2)

 雲辺寺から大興寺へ向かう遍路道には、道標が
多い。遍路道は大興寺の裏側へたどり着き、仁王
門は、さらに坂を下ったところにある。

 本堂裏へ通じる道の右手の土手に、自然石に彫
られた道標が横たわっていた。「左へんろ、右こ
んひら」の文字が読み取れる。

 道標が示す左方角には、大きな看板が立ってい
て、裏側から境内へ入った人には納経をしない、
と書かれている。

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 あしずり道(1)

 真念庵は、南にある足摺岬の第38番金剛福寺と
西にある宿毛市の第39番延光寺との分岐点にある。

 真念庵は、足摺まで往復した後に西に向かう遍路
のために、僧真念が築いたものである。

 この道標は真念庵の前に立っていて、あしずり道
の文字が刻まれ、指差す方向に、今は行き止まりの
旧遍路道がある。

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 あしずり道(2)

 足摺岬へ向かう国道が、大岐(おおき)の浜で、
遍路道と合流する地点に、粘板岩の大きな丁石が立
っている。上部には弘法大師像が、中央には第38
番金剛福寺までの距離・二百八丁の文字が刻まれて
いる。

 土佐では1里が50丁で計算されていたから、こ
こから第38番札所までは約20キロである

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