四国札所の石仏
 遍路道の道標(2)
 仙遊寺道

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仙遊寺道(1)

 第58番札所仙遊寺の車道の途中から、第59番
札所国分寺へ向かう遍路道の入口に古い道標が立っ
ている。

 上部に大師像が刻まれ、「是より国分寺迄一里」
という文字が読み取れる。道標の先には、雑木林の
中へと細い道が続いている。

 これから先、五郎兵衛坂を下って約4キロ、田ん
ぼの中の遍路道を通って、国分寺に着く。

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 仙遊寺道(2)

 五郎兵衛坂には、「国分寺へ四十五丁」の丁石
が立っている。舟形石に刻まれた像は、地蔵であ
ろうか、大師であろうか。彫りは幼いが、愛らし
く好感が持てる。

 坂の名のいわれはこうだ。五郎兵衛という今治
の漁師が、仙遊寺の大太鼓の音で魚が逃げ漁が出
来ないと、寺に押しかけ、大太鼓を破って、仏様
に悪口雑言をはいて帰る途中、ここでころんで膝
を打ち、それが元でなくなった。

 それ以来、村人は五郎兵衛坂を通るときは、つ
まづかないように、ゆっくりと歩くようになった
という。

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