SLグラフィティ

  1974年5月18日 
 
CanonFtb/50mm,135mm

宮田線宮田



入れ換え作業中の列車の通過を待つ。

1974年12月に筑豊一帯からSLが消えた後、唯一残っていたのが宮田の貝島炭鉱専用線だった。その専用線も1976年6月で廃止されたが、それまでの約2年間、宮田へ足繁く通った。

専用線は、炭鉱のある六坑と宮田線筑前宮田駅を結ぶ短い路線で、4両の機関車が使われていた。ほとんど六坑寄りで撮影していたが、1日だけ宮田駅の入れ換え作業を撮影したことがある。

当時、宮田線には直方から宮田までキュウロクの引く貨物列車が走っていた。14時8分に直方を出発し、勝野、磯光を経て宮田へ14時27分に到着する。宮田駅での入れ換えの後小休止し、15時45分に宮田駅を出発する。六坑の石炭は、直方からディーゼル機関車へ引き継がれ北九州の戸畑へ運ばれていた。

ここに掲載した画像は、宮田駅でのキュウロクの到着から出発まで、その間の、六坑から石炭を運んできたSLによる入れ換え作業を撮影したものである。宮田線は1989年12月に廃止された。
   


14時27分、49675が引く貨物列車が宮田駅へ到着。
足をしっかりとふんばってタブレットを受け取る。


宮田駅構内。この日の貨車の入れ換えはアルコが担当。
むこうの駅舎方向ではキュウロクの煙が見える。


雨が降り始め蒸気が白くなった。


雨中の入れ換え作業。

15時45分、宮田駅を貨物列車が発車する。