SLグラフィティ

台湾SL撮影の旅(1/4)

  縦貫線(二水・台中・新竹)

       
  台湾鉄道のSLを撮影したのは、1977年1月30日から2月3日までで、ツアーに参加した。

ルートは、台北〜嘉義〜阿里山〜嘉義〜北門〜二水〜台中〜新竹〜台北で、初日の台北〜嘉義は特急で5時間半かかった。

4泊5日の短い旅だったが、無煙化直前の台湾のSLを垣間見ることができた。

台湾の西側を南北に走る縦貫線は、基隆から新竹・台中・台南・嘉義を経由して高雄に至る。当時、1980年の全線電化に向けて工事が急ピッチで進んでいた。


左の冊子はどちらも台湾の列車時刻表である。
文庫本よりも小さく、厚さは1cmに満たない。この大きさで台湾全土の時刻が掲載されている。

日本円で1冊50円くらいだったと思う。

 台湾SL撮影の旅(2/4)専用線
 台湾SL撮影の旅(3/4)阿里山森林鉄道・阿里山
 台湾SL撮影の旅(4/4)機関車庫
二水(アルスイ)1977/2/1
二水駅の近くに二水機関区があり、そのとなりを縦貫線が通っている。
二水での目的は機関区の訪問だったが、縦貫線を行く列車が気になり何枚か撮影した。


夕暮れの中を単機回送のCK123(C12)がやって来て、機関区に入って行った。
中央に碍子をたくさんつけた電柱が見える。その形からハエタタキと呼ばれ、SL時代の日本でもよく見られた。


二水駅を通過するDLけん引の旅客列車。駅に停車中の列車を特急列車が追い抜いているところのようだ。

台中(タイツゥン)1977/2/2
台中のホテルで朝食を済ませ、11時40分発の列車までの間に撮影をした。縦貫線で本格的に走行写真を撮影したのはこのときだけだった。


后里発彰化行きの283列車。CT279(C57)がけん引していた。


台中は縦貫線・山線の中で最大の駅。「莒光号」(日本の特急列車に相当)を待つひと時のスナップ。
月台(プラットホーム)には直立不動の警察官の姿が見られる。
中国共産党との戦時体制下の台湾では、どこへ行っても警察官がいる。そのせいか、治安状態は非常によい。
女性はパンタロンかジーンズ。戦時体制下なのでスカートをはかないよう指導されていたのだろうか。

新竹(シンツー)1977/2/2
新竹は機関区の訪問が主目的だったので、縦貫線の写真はほとんど撮っていない。


石造りの新竹駅は1913年の建造で、現存する台湾最古の駅舎。


新竹駅1番ホームで発車を待つDT593(9600)。雨が激しさを増していた 。


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