三日月の滝

 玖珠町 2010/12/18 EOS 5D  久大本線北山田駅の南、玖珠川が逆U字形に蛇行している付近に
 ある。落差は5mくらいだが、滝に比べて川幅が広いので落差が低く見える。




説明板には三日月の滝にからんだ物語が書かれていた。

三日月の滝物語

それは今から約1000年前の平安時代の話です。
京の都で醍醐天皇の御孫姫小松女院(こまつにょいん)と、笛の名手の清原正高少納言は恋をしましたが、身分の違いもあり正高卿は豊後の国
に配せられます。

小松女院は、正高卿の後を慕って十一人の侍女を伴い、都からはるばる当地の玖珠までやってきました。ここで出会った老樵(ろうきこり)に正
高卿のことを聞くと、すでに矢野倹行兼久氏の娘をめとり長野の船岡山の館に住んでいると聞き、いまは尋ねてもせんなきことと旅に使った笠
や衣を松の木の枝に掛け辞世の歌を詠み、侍女と手を組み携えて滝の水底に身を投じました。
   笛竹の ひとよの節と 知るならば 吹くとも風に なびかざらまし

後で正高卿はこの話を聞いて驚き、里人と淵瀬を探し、小松女院と十一人の侍女の遺骸を引き上げ、御墓所を作り、神社を建て御魂を鎮められ
ました。この神社が滝そばにある「嵐山滝神社」です。

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