天主堂巡礼
旧五輪
ごりん
天主堂
長崎県五島市/国指定
入り口付近。彩色がくすんで歴史を感じる。
祭壇。扉の彫刻は素朴であるがこまかな細工。
関連サイト
久賀島の天主堂
初期の教会堂らしく、民家風な造り。
この聖堂は、久賀島浜脇にあったものを、浜脇天主堂を昭和8年に新築したときに、五輪へ移築されたものである。
五輪地区へは浜脇から海上タクシーで約10分、低い山を背にした入江に新旧の聖堂と数件の民家が立っている。
五輪出身のカトリック教徒を父に持つ歌手・五輪真弓は、昭和61年冬、初めてここを訪れ、海の見える丘の上の墓地にたたずんで、先祖の苦難の歴史をしのびながら、過去から現在、現在から未来へと続く自分の血の流れを意識して、名曲『時の流れにー鳥になれ』を生み出したという。
「鳥になれ、おおらかな翼をひろげて。雲になれ、旅人のように自由になれ。」と、五輪真弓は朗々と歌っている。
07/10/19 *istDS2
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