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ブラントンの遺産
鳥取県から山口県にかけての日本海沿岸には明治期に建
造された燈台が4基ある。山口県豊北町の角島(つのしま)
燈台、浜田市の馬島燈台、島根県大社町の出雲日御碕燈台、
そして島根県美保関町の美保関燈台である。
馬島は定期船がないため行きそびれているが、美保関へ
2回、出雲日御碕へ3回、角島へ10回ほど訪ねている。
出雲日御碕燈台は、地上から高さが43・7mで日本一
ののっぽ燈台である。高さだけでなく、形のよさ、周囲の
自然景観を含めて日本一の燈台であろう。
ここは島根県の主要観光地で、訪れる人が多い。美保関
も出雲日御碕と並んでよく知られた燈台であるが、角島の
存在はほとんど知られていない。
角島へは豊北町の特牛(こっとい)
港から定期船が出ている。角島と本土
との間の海士(あま)ヶ瀬戸では、総
延長2キロの角島大橋が2001年末
の開通をめざして工事が進んでいる。
角島燈台はイギリス人技師ブラント
ンの設計によるものであるが、ブラン
トン設計の他の燈台とは形態と高さが
大きく異なっている。石も塗装をせず、
自然石のままの色をしていて、ブラン
トンの燈台の中では異色である。
浜昼顔の咲く角島燈台の海辺
 
日本の燈台の中で最も美しい出雲日御碕燈台


陽光に映える美保関燈台、隣には旧官舎を利用したビュッフェがある
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