灯台への道 今津灯台 兵庫県西宮市 10/3/28 PENTAX K-7/17-70



日本に残る現役最古の木造灯台である今津灯台は、西宮市の中心部から南へ約2kmの今津湾にあり、すぐ近くまで車で行ける。
   

今津の酒造家「大関」醸造元、長部家五代目長兵衛によって、今津港に出入りする樽廻船や漁船の安全を願い文化七年(1810)に建てられた灯明台が「大関酒造今津灯台」の起源です。安政5年(1858)に六代目文次郎が再建、台石の「象頭山常夜燈」は海の守り神金比羅宮奉納を表し、この高燈籠様式の灯台に、今津の人々は深い親しみと郷愁を感じています。古い行灯式灯台は今も現役で活躍しており、市の文化財指定を受けています。
〜今津灯台説明板より引用

木造の袴腰付灯篭形灯台で、石の基壇の上に建ち、高さは約6.7m。灯器は油皿を用い、これをつるべ式に滑車で引き上げ、油障子で風雨を防ぐ行灯式であった。大正初めに電化された際に油障子は除かれた。昭和40年と昭和59年に修理が行われたが、ほとんど旧態のままだという。公認名称は「大関酒造今津灯台」という民間灯台であるが、昭和43年に、海上保安庁から航路標識として承認され海図や灯台表にも記載されている。


灯台のそばにある石標。左から樽廻船の説明板、今津港築港二〇〇年記念碑、通船安全碑、福應神社御旅所碑。