灯台への道 魹ヶ埼灯台 岩手県宮古市 05/10/31 *istD/16-45



灯台への道から見下ろした姉吉の浜辺。
   


魹ヶ埼灯台は、重茂半島の南岸部にあり、県道の重茂半島線でアプローチする。筆者は、宮古市街から南下したが、南から北上した方が道が広く走りやすい。

姉吉付近で東へ向かい、約2kmで行き止まり。ここからは徒歩。半島の高い位置に道があり、最初は急坂もあるが、全体としてはなだらか道だった。ただ、灯台に着くまで海は見えない。灯台までは約3.8km、徒歩約60分。

魹ヶ埼灯台は1902年の初点灯であるが、太平洋戦争で灯塔を焼失し、1950年に再建された。1966年までは灯台員が常駐していた。魹ヶ埼灯台を含め各地の灯台での暮らしぶりを綴った灯台長夫人の田中キヨさんの手記をモチーフとして、1957年、木下恵介監督の映画「喜びも悲しみも幾歳月」が公開された。

田中キヨさんは何度この道を往復しただろうか、雨の日も、風の強い日も、雪の日もあっただろう。どんな思いで歩いただろうか。そんなことを考えながら、暮れかかる重茂半島をあとにした。

 

灯台への入口。

所々に灯台までの距離が書かれた道標がある

田中キヨさんの文字を使った本州最東端の碑。

北側にある美しい入り江。灯台見廻り船をここに着けるのか?


真っ青な空をバックに撮りたかったが残念ながら曇っていた。