2000年11月3日、角島大橋が開通した。それにともない、連絡船角島丸が廃止される。今まで角島へは10数回は通っている。その度に角島丸にお世話になった。
角島丸運航最終日の5日、特牛へ向かった。当日は日曜日、角島大橋へ向かう車で191号線は大渋滞、特牛港に着いたのは12時すぎ。13時の便まで時間があるので、付近をぶらつき、名残を惜しむかのようにシャッターを押した。見慣れた風景も、今日でお別れとなるといとおしい。
3日の開通式から晴天で、この日も天気がよかった。風もなく海も穏やかである。13時の船は、いっぱいの客を乗せて出航した。岸壁の釣り人も、別れを惜しんで手を振っている。外海に出ると角島大橋が見えてくる。美しい形をした橋だ。山陰の新名所になるにちがいない。
20分で元山港に、さらに10分で尾山港に到着。尾山港では、万国旗や垂れ幕で飾られ、船からバスへの転換式の準備が進められていて、華やいだ雰囲気があった。帰りの便まで時間があるので、イベント会場へ行く。
15時30分、最終便のひとつ前の第6便に乗る。やがて、「蛍の光」が流れ、紙テープが風に舞う。鉄道の廃止には何度か立ち会ったが、船の廃止にはまた違った感慨があった。
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