寅さんが歩いた風景
  
13作 寅次郎恋やつれ(1/3) 島根県温泉津(ゆのつ)町/駅・温泉街・窯場 1999/10/9取材

 寅さんが山陰の温泉町で知り合い、窯場で働きながら子供を育てている絹代(高
田敏江)は、寅さんとも気が合い、気立てもいい。寅さんはさっそく柴又に帰り、
このことをおいちゃんたちに話した。

 さくらとタコ社長が縁談をまとめるべく、寅さんに同行して山陰に向かった。し
かし、絹代のもとには生き別れになっていた夫が帰っていた。寅さんは、さくらた
ちに置き手紙を残し山陰路を西に向かった。

 寅さんは津和野の食堂で歌子(吉永小百合)に再会した。歌子は、陶芸家の青年
と結婚したが死別し、今は夫の実家のあるこの町の図書館に勤めていた。寅さんは
歌子を励まし別れた。それから十数日後、歌子がとらやを訪ねて来た。

 寅さんは、歌子が父の修吉(宮口精二)とけんか別れをしたままになっているこ
とを知り、修吉を訪ねて修吉の頑固さを責めたてて帰ってきた。その修吉がとらや
に現れた。修吉と歌子は率直に心情を語りあい和解した。

 悩みぬいた末に歌子が選んだのは、伊豆大島の心身障害児の施設だった。歌子に
その決意を聞かされて、寅さんはホッとすると同時にちょつぴり疲れも感じていた。
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 ■寅さんが見そめた絹代に会うために、寅さん、さくら、タコ社長の3人は、山陰本線温泉津駅に降り立つ。
  駅前からタクシーに乗り、温泉街を抜けて絹代が働いている窯場へ向かう。そこで、絹代の夫が帰ってき
  たことを告げられ、寅さんは見事に失恋する。その夜、3人は温泉津温泉に宿泊し、寅さんは早朝ひとり
  で宿を出る。
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 ■3人が降り立つホーム。柴又へ帰るさくらとタコ
  社長がホームで列車を待つ。向こう側は小学校、
  映画ではブラスバンド練習が行われていた。

 ■3人は駅前でタクシーに乗り、温泉津温泉街の方へ
  向かう。タクシーの中で、さくらが「静かないい町
  ね、お兄ちゃん」と話しかける。

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 ■温泉街の狭い道の両側には旅館が立ち並んでい
  る。タクシーの中から、寅さんが番頭をしてい
  る旅館を教える。それが「後楽旅館」。

 ■巨大な登り窯の石段を絹代が駆け下りてくる。道路
  が舗装拡幅され、まわりの建物も新築されて、ロケ
  から25年、環境がすっかり変わっていた。

■■■■■ 温泉津/建物ウォッチング ■■■■■

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■庄屋屋敷なまこ壁■

■旧温泉文化休憩所■

■湯治の湯■

■のぼり窯焚き口■

  [寅さんが歩いた風景][寅次郎恋やつれ(2/3)]