寅さんが歩いた風景
第30作 花も嵐も寅次郎 湯布院町湯平温泉、湯平駅、杵築市志保屋の坂 |
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大分県湯平温泉の旅館で、寅さんは東京からきた二組の泊まり客と知り合う。女
友だちと観光旅行に来ていたデパートに勤める蛍子(田中裕子)と、母の遺骨を郷
里に埋葬するために来ていた三郎(沢田研二)である。
三郎の母が昔、この宿の女中だったことを知って、寅さんは法要を営むことにし
蛍子たちも出席させる。読経が流れるなか、寅さんが失態を演じて蛍子たちが笑い
ころげる一幕もあったが、法要は無事に終わった。
翌日、三郎と杵築で出会い、四人であちこち見物する。三郎は蛍子を好きになり
つきあってくれるよう言うが、不器用な求愛に蛍子の返事はなかった。三郎は動物
園の飼育係で、チンパンジーの喜怒哀楽はわかっても人間の心理には無知だった。
東京に戻った寅さんは、三郎から自分の気持ちを蛍子に伝えてほしいと頼まれる
が、蛍子は三郎があまり二枚目すぎるからという理由で交際を断った。寅さんはへ
タな芝居を打って二人を会わせ、とにかく交際するところまではこぎつけた。
二人がめでたく結ばれたという報告を受けた寅さんは、さくらに「いいな二枚目
は。ちょつとヤケるぜ」とそっと本心を語ると、いつものように旅立っていった。 |

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関連ホームページ 湯平温泉常盤かん 杵築九州観光よかとこBY

300年の歴史が刻まれた石畳み(99/9/9)
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湯平温泉常盤かん前の石段(99/9/9)
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臼杵の福良天満宮で絵をバイした寅さんは、湯平温泉に現れるが、
その前に、蛍子たちと三郎が通りがかるのが、ポストのあるこの
付近。
ロケから17年、石垣以外はポストも周辺の建物も変わっていた。
湯平温泉は、種田山頭火が昭和5年11月に宿泊したところであ
り、行乞記には次のように記されている。
沿道のところどころを行乞して湯ノ平温泉といふここへ着い
たのは四時、さっそく一浴一杯、ぶらぶらそこらあたりを歩
いたことである。
ここ湯ノ平といふところは気に入った、いかにも山の湯の町
らしい、石だたみ、宿屋、茶屋、湯坪、料理屋、等々もおも
しろいね。
しぐるるや人のなさけに涙ぐむ
ひとりあたたまってひとりねる
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寅さんは湯平駅に向かう途中で蛍子たち
と出会い、駅のホームで列車を待つ。
駅は改築され、駅名標も新しいものに変
わっていた。
左手の待合室は当時もあったようであり、
画面にちらっと映っていた。
右の駅名標のそばのベンチで、寅さんと
蛍子たちが話をする。
山間の駅湯平、正面方向に湯平温泉がある(99/9/9)
湯平温泉で出会った寅さんと蛍子たちが、
三郎と再会するのがこの志保屋の坂。
三郎がこの坂を車で下っていると、右手
の石垣の上に蛍子が立っている。そのむ
こうの路地から寅さんが現れる。
右手前に、「きつき城下町資料館」への
入り口が設けられたため、ロケ当時とは
少し様子が変わっている。
車が通行出きる坂は、この坂くらいだか
ら、ロケに使われたのであろう。
杵築には北と南の台地に武家屋敷跡があ
り、北台、南台と呼ばれている。
中央の谷の部分が町人の住む所で、今で
も商店が並んでいる。北台、南台からは
急な坂を上り下りしなければならない。
杵築市志保屋の坂、正面は酢屋の坂(99/8/22)
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