| 異形の巨樹たち 黒木の大藤 福岡県黒木町/樹齢600年/国指定 |
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95/4/26 NikonF4s/24-50mm 木造の南仙橋が架かる矢部川河畔
黒木町は福岡県の南部、筑後地方にある。黒木の大藤は、スサノオ神社の境内を
ほぼ占有している。
応永2年(1394)、後醍醐天皇の皇子・懐良(かねなが)親王が植えたと伝えら
れていることから、樹齢600年と推定されている。付近には、懐良親王にまつわ
る旧跡が多い。
藤は、枝を伸ばして這い回るように成長する。その枝を支えるために棚が設けら
れる。黒木の大藤も、縦横に枝を伸ばしていた。
枝を辿って行き根に近い部分を見ると、一本の幹から枝が横に伸び、さらに上に
伸びたのち、藤棚に沿って横に伸びている。
藤棚に届かなかった枝は、地面を這い、行き場を失った枝と枝とがからみ、のた
打ちまわっているように見える。
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