蒸気機関車の復活 九州の58654(ハチロク)


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      1996年・JTB時刻表フォトコンテスト入賞

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      【上左】立野スイッチバックのコスモス畑を行く(1996/10/10・立野ー赤水)
      【上右】豊肥本線東部に入線したハチロク(1988/12/17・竹中ー中判田)
      【下】 D51重連のふるさと・大畑ループを行く試運転列車(1988/7/30)


       蒸気機関車の終焉期、九州でもハチロクが元気に働いていたが、北九州では
      今では廃線となってしまった香月線と室木線が最後の活躍の舞台だった。当時
      若松機関区に所属していた5両のハチロクは、どれも美しく磨かれていた。

       1975年の無煙化から13年、1988年夏の試運転に始まる豊肥本線で
      のハチロクの復活は、やはり感動的だった。

       試運転では肥薩線の大畑ループを越えて吉松まで運行されたが、本運転開始
      後は、1988年12月に豊肥本線東部、翌1989年8月に鹿児島本線、さ
      らに1990年8月には長崎本線・大村線へ遠征し、多くのファンを魅了した。

       しかし最近では年2回の肥薩線での臨時運転が行われる以外は、もっぱら豊
      肥本線の熊本ー宮地間に限定されており、この頃では、わたし自身、豊肥本線
      からすっかり足が遠のいている。

                           『鉄道ピクトリアル』1997年9月号