失われた鉄道 神話の里へ 関連ページ 高千穂鉄道跡

        taka-hinokage.jpg (259110 バイト)
              冬の高千穂渓谷(日ノ影ー吾味) 90/1/27 Pentax67/105mm

  高千穂鉄道は、日豊本線の延岡から終点の高千穂までの約50kmの路線である。国鉄時代、日
  ノ影ー高千穂間が開通するまでは、日ノ影線と呼ばれていた。昭和47年に高千穂まで延長され、
  第3セクターの高千穂鉄道に引き継がれ現在に至っている。

  山を越えた熊本県の高森と結ぶ計画があり、トンネル工事もかなり進行していたが、中断された
  まま放置されてしまった。ここもまた、鉄道政策の数多くの失敗例のひとつである。

  延岡を発車した気動車は、五ヶ瀬川沿いに登って行く。日向岡元を過ぎるあたりから川幅が狭く
  なり、渓谷の様相を見せはじめる。槙峰あたりからはさらに渓谷が深まり、神話の里へ向ってい
  るという実感が湧いてくる。

  深角から大平山トンネルをぬけ高千穂鉄橋にさしかかると、神々の山々が迫ってくる。天岩戸を
  過ぎれば、終点の高千穂である。高千穂では、刈干切唄の尺八の音が出迎えてくれる。

         taka-iwato.jpg (274348 バイト)
          天深角ー岩戸間の五ヶ瀬川にかかる高千穂鉄橋 89/5/15 Pentax67/75mm
    

taka-hinokage2.jpg (205148 バイト)冬のやわらかな陽射しを受けて
渓谷を走る(日ノ影ー吾味)
90/1/27 Pentax67/200mm



taka-kame.jpg (241852 バイト)このあたりは谷がまだ広く陽射
しも明るい(亀ヶ崎ー早日渡)
90/1/14 Pentax67/105mm


taka-yato.jpg (210889 バイト)
八戸あたりから谷がせまくなり
渓谷美が展開される(八戸ー吾味)
90/1/27 Pentax67/200mm
    
  前回、高千穂鉄道をたずねてから10年がすぎた。もうそんなに経ってしまったのかと思う。
  今回は、国道の橋からの俯瞰を楽しみにしていたが、風が強く、三脚を立てられるような状況で
  はなかった。したがって、線路近くからの撮影となったが、撮りたいと思っていたポイントへ行
    けたし、新しいアングルを見つけることができた。
2001/11/6撮影
    
takatiho-kawazuru.jpg (205282 バイト)
    
川水流付近。

鉄道橋と道路橋の間に、鮎やなが設置されていた。川水流のやな場である。新しく道路ができて、いいアングルを提供してくれた。

Pentax67/105mm













takatiho-yato.jpg (199631 バイト)
    
日向八戸付近。

国道の橋から見ると、鉄橋と川のコントラストが美しかった。橋の上は風が強くて三脚が立てられず、下に降りて撮影した。鉄橋は日陰になっていた。

Pentax67/165mm










takatiho-makimine.jpg (217442 バイト) 槇峰付近。

以前からアーチの綱ノ瀬川橋梁を撮りたいと思っていた。ここは午前中でないと日が当たらない。川面にはすでに影ができていたが、アーチ橋は日に照らされて、美しい造形を見せていた。

Pentax67/105mm








[失われた鉄道]