寅さんが歩いた風景 第18作寅次郎純情詩集 長野県塩田平、別所温泉 |
満男の担任の先生が産休で、代わりに若く美しい雅子(檀ふみ)が家庭訪問にや
ってきた、ポーとなった寅さんは家庭訪問をめちゃくちゃにしてしまう。
旅に出た寅さんは信州の温泉で、昔ひいきにしていた旅役者の一座に会い、お金
もないのに一座を宴会へ招き、警察のやっかいになる。連絡を受けたさくらは信
州へ身元引き受けに出かける。
さくらと一緒に柴又へ帰った寅さんは、雅子先生のことでさくらからお説教を受
けているところへ、雅子先生とその母で未亡人の綾(京マチ子)が現れる。綾は寅
さんの幼なじみだったが、由緒ある家柄のお嬢さまで寅さんにとつては高嶺の花
だった。寅さんは、病気がちな綾を元気付けるため屋敷へ通うようになる。
さくらは、雅子から、綾の病気は医者も見離すほど重く、余命幾ばくもないこと
を知らされる。だが、寅さんと出会ってからの綾は、驚くほど元気になり、雅子
は奇跡に望みをかけるようになっていた。 |

|
■ 長野県塩田平 02/9/18
信州へやって来た寅さんは、お寺の門前に座って、遠くを見るような目をしてあんパンを食べている。
彼方には塩田平の田園風景が広がっている。
この叙情的なシーンがロケされたのは、塩田平を一望する高台に建つ古刹・前山寺。
弘法大師が開基したと伝えられる真言宗の寺。三重塔は室町期の作で未完成の完成塔と呼ばれている。

■ 長野県別所温泉 02/9/18
関連ページ
上田電鉄別所線の木造駅舎
寅さんが商売の途中に立ち寄るのが別所温泉。寅さんを迎えにさくらもやって来る。
そして、さくらと一緒に帰ってゆく。
寅さんは上田交通別所線(現在は上田電鉄別所線)でやって来て、終点の別所温泉駅に降りる。
別所温泉駅はロケ当時とほとんど変わっていなかった。
駅舎は1921年の建造、レトロでとてもいい感じである。
ロケ当時は丸窓電車という旧型電車が走っていたが、今はすべて新型車に切り替わっている。
構内の端に、旧型電車が保存されていた。

温泉街で旅役者の一座と出会った寅さんは、一座を宿に呼んで、料理とお酒でもてなす。
翌朝、一座は寅さんに礼を言って、次の興行地へ旅立つ。

一座と出会い、そして別れる温泉街の通り。 寅さんの宿。窓から顔を出し一座に別れを告げる。
左手の道は北向観音の参道。
|