寅さんが歩いた風景
  
第24作 寅次郎春の夢 和歌山県岩出市・紀の川市 2010/3/20取材

アメリカから日本へ、ビタミン剤のセールスにやってきたマイケル・ジョーダン(ハーブ・エデルマン)は、やることなすこと上手くいかない。
偶然出会った御前様の世話で、とらやに下宿する。

マイケルに親切にするとらや一家。
そこへ、アメリカ大嫌いの寅さんが帰って来る。
マイケルと寅さんんの対決か! と緊迫の一瞬を迎えるが、満男の英語塾の先生・めぐみ(林寛子)と、めぐみの母・圭子(香川京子)が現れて、寅さんは方向転換してしまう・・・


この作品のロケ地はアメリカが中心で、国内のロケ地は限られている。
 

■和歌山県岩出市・根来寺(ねごろじ)
もめ事を起こして柴又を飛び出した寅さんは、根来寺の山門に腰かけて柿をほおばる。
 カラスが鳴いている。
 むこうで、赤ん坊をおんぶした母親の声。
 寺の鐘がご〜んと鳴る。


■和歌山県紀の川市・粉河寺(こかわでら)
旅する寅さんは、粉河寺の朱塗りの大門を入った左手で下駄を売っている。
 まず、このグラフに注目されたい。
 厚生省が発表した日本人の身長のこれグラフであります。
 この赤い字が証明するように、戦後日本人の身長は外国人と匹敵するくらいどんどんと伸びています。
 しかし、それに反比例して日本人の体力はどんどん落ちている。
 それはなぜかというと日本人はつまり、この下駄を履かなくなったためであります。